家庭教師 リジー先生のブログ

家庭教師のインフォ

一科目得意な教科をつくる

試験の平均点が50点から70点の生徒の指導の場合
国語、英語、数学を勉強しても中々成績が上がらない場合
歴史を教えます。


一般的に、歴史は、暗記科目だから誰でもね。と父兄さんから言われたことも
あります。が、果たしてそうでしょうか。


私が教えた子に歴史の用語の暗記だけして、試験で50点しかとれない子がいました。
私も流石に父兄さんが言うように、考えていたので何故だかわかりませんでした。
試験前に、全然歴史が覚えられないという子もいました。


簡単に言うと、勉強の仕方が少々大雑把なんですね。
教科書をわざと持ち出して、読んでもらい、何が書いてあった?と聞いて
ひとつの時代を三つに区切ってまとめてから問題集を解いてもらいます。
一回目は、わからなかったら、教科書から答えを探して問題を解く。
二回目、問題集を解く、間違った所をマーカーで線を引く。マーカーの前後を
読んで理解できたかを確認する。三回目、四回目と何度もやってもらいます。


この方法、どの教科も同じなんです。


当たり前のことができていないんです。そして、これをする理由は、先生がいなくても
事実は、本に書いてありますよ。ということを教えるためです。自分でできるんですよ。と。


自信を持たせると、欲がでてきます。そうすると、人によっては、歴史の点数は、見る見る間に満点ちかくなります。そうすると、それに満足しなくなって、他の科目をべんきょうする余裕がでてくるのです。


きちっと、勉強の仕方を教えてあげることが、実力をつける勉強法です。




読書をすることの重要性

i phoneを持っている子が殆どで、you tube やゲームで夜更かししているこも多いです。
便利になったので仕方ないのかもしれません。携帯でも読書はできるのにと思うことがあります。漫画でもいいから読んで欲しいと思うこともあります。


何故かというと、読んだことをまとめて(インプット)、読んだことを人に伝える(アウトプット)をしていかないとどうなるか。記憶力は悪くなります。ルーティンワークを続けると、記憶力は衰えます。


私は、高校に入ってから勉強を真剣にし始めました。なぜなら、高校受験で志望校には、入れず、人生初めて”後悔先に立たず”ということを学びました。それから、ゼロからやり直すつもりで後悔しないように目標に向かって勉強をしました。


格段に成績が上がりだしたのは、本を読んでまとめる、感想をいうという訓練を当時の家庭教師の先生に徹底的に指導されたからです。本を読めば読むほど知らないうちに、自分の能力が上がっていったのを感じました。


勉強が出来るようになるということは、いつでも情報がアウトプット出来る状態にあるということです。


アメリカに留学した頃、先生たちに、インプットしたらアウトプットしなさいと言われました。インプットを多くしなければ、アウトプットはできないとも言われました。知識が脳に一杯になってくると、話したくなります。


言語が思考を創ると考えるならば、読書は、脳を健康に保つための一つの手段です。


子供から大人まで記憶力を保つ為に読書は必要です。

成績がわるい≠勉強ができない

例えば
生徒:先生、数学は嫌い
私:どうして?嫌いなの?
生徒:だって勉強したのに、56点しかとれなかった。
私:どれだけ勉強したの
生徒:試験前


殆どの生徒が、中間、期末テストの予定表が手元に配布されるまで、試験のための勉強を
始めていません。


私:中間や期末テストの範囲が配られる前に勉強始めたら
生徒:そんなに早く準備したら忘れてしまうから、、、


やらない理由を並べ出す子が殆どです。
なぜ、やらない理由を並べ出すか。
小学校の算数でつまずいていたりしています。また、数学の分野にによって理解ができなくなって諦めてしまい悪循環に陥っていくように見えます。


生徒:数学なんて必要ないことなんでやらなくてはいけないの。
   関数なんて使わないよ。
と永遠にやらない理由を続けます。


その結果、やらない⇒数学点数低い⇒数学への関心が減少⇒数学はできないと本人が思い込む⇒数学は苦手、嫌い、できないと言い出す。


果たして、このようなケース数学ができないのでしょうか?
(私は、違うと思います。知らないことが多すぎて、点が取れないだけです。
分からないことをわかるようにすれば、点は取れます。点が取れるようになると
数学が得意だからと言い始めます。)




このような生徒に
私:数学は勉強しても成績が上がらないって言うけど、どれだけ数学勉強したの
生徒:、、、、
私:自分のやり方で同じ点数しか取れないのだから、せめて、私の出した宿題はしてね。
生徒:、、、、、


と説得して聞いてくれた場合、成績は伸びていきます。


生徒に決まっていうのは、
”できないのではなく知らないだけ。もう一度、やってみよう。成績上がらなかったら
また、一緒にどうやったら成績あげられるか考えよう”




同じ人はふたりといないのです。原因と結果と受け止めて互いに考えるしかないのです。